永遠の定番、メロンパン【7】チーズのメロンパン?

パン・アーカイブ
ホイップメロンパン チーズクリーム(Pasco 2015.2)

皆さん、メロンパンとチーズ好きですか?

お越しいただき、ありがとうございます。

菓子パン界における
永遠の定番、メロンパン を
紹介し続けるこのシリーズ。

6回目の「ちゃんとメロン系」
から5年以上過ぎていましたが、
情報収集はいまも続けております。

そして、7回目のテーマは「チーズ」。

チーズのメロンパン?と
思われたことでしょう。

しかし、
このブログを読んでくださる方なら
ご存じかと思いますが

メロンパンとは、 各社しのぎを削って
どこがメロンなの?という名作を
次々と世に送り出してくる

永遠の定番商品なのです。

何でもアリ。
それがメロンパンの世界です。

ゆえに、「チーズのメロンパン」も
実はたくさん出ています。

私の食してきた、
チーズのメロンパンの数々
どうぞお付き合いください。

初めての「チーズ」はスティック状だった

スティックメロンパン(Pasco 2005.2)

 2005年、私の記録上初の
「チーズのメロンパン」です。

ソフトなメロンパンに
チーズ入りホイップクリームを
はさみました。

チーズのメロンパン?という
珍しさから購入。

なぜスティック状なのかは
あまり気にならず、
食感がメロンパンらしく
サクッとしていたことを覚えています。

チーズのメロンパンも
意外とおいしかったな。ということで、
当時の評価は◎でした。

そして10年後、その流れを受け継いだ
同じPasco作のホイップメロンパンに
出会うことになります。

チーズのメロンパン。魅力を再認識した名作

ホイップメロパン チーズクリーム (Pasco 2015.2)

チーズクリーム入りビスケット生地を
トッピング。

チーズクリーム入りホイップクリーム
は下のリボンに書かれています。

左側が透明で
チーズクリーム入りビスケット生地の
淡い黄色がのぞいています。
右側の明るい水色との対比が
さわやかなパッケージで
チーズケーキのような印象を持ちました。

これはブラックコーヒーに合う。
と、チーズケーキの幻を見てパケ買い。

袋を開けたら、
ふわっとチーズの香りが漂ってきました。

一口かじると、
トッピングされたビスケット生地からは、
チーズケーキの底にある
ビスケット生地を思わせる、優しい歯ごたえ。

さらに、ホイップクリームからも
ほのかにチーズの香りと
塩気を感じました。うまい。

これはまさに、メロンパンの形をした
ホイップチーズケーキだ。

当時の評価は◎でした。
「チーズのメロンパン」という
組み合わせ。
実は上記の通り、10年前に◎を
つけていたことを
忘れていたのは、不覚でした。
しかし、10年たって改めて
その魅力を認識させてもらった
作品でした。

コンビニからも本格派登場

チーズクリームメロンパン(ローソン 2017.2)

こちらは中身が見えないものの、
表面の画像ですべてを物語る
パッケージデザイン。
右後方にはチーズクリームの山盛りで、
イメージの連鎖を誘います。

生地からはあまりチーズの香りは
しませんでしたが、
噛み締めた時の
まったり濃厚なチーズ感、
インパクト大でした。

とにかく濃厚。
先に紹介した
「チーズクリーム入りホイップクリーム」
でなく、
ストレートに「チーズクリーム」
なのでチーズ感さらにアップ。

ベーカリーショップで売っている、
チーズクリーム入りのパンに近い。
という印象で、
これもチーズメロンパンの
もう一つの進化系

と頷くおいしさ。

ただ、当時の評価はちょっと高いかな~
と感じ、○でした。 

チーズはしょっぱい。大人なら分かる、おつまみ系メロンパン

ブラックペッパーチーズメロンパン(Pasco 2021.9)

 甘くてしょっぱいメロンパンで
チーズクリームをはさみました。

切り出されたチーズとペッパーミル
のイラストが
菓子パンには珍しい、
ブラックのデザインに映えています。

左半分を隠して、
右半分だけ見たら何が入っているのか
わからない
強烈なインパクトのあるパッケージです。

これを店頭で見たとき、
おつまみ系メロンパン?

と興味を抱き、購入しました。

左半分から見える、表面の黒い粒々は
ブラックペッパーか。
これも確かめる必要がありました。

表面に黒い粒々が見えます

食してみて、予想通り。
ブラックペッパーでした。
黒ゴマじゃなかった。

中のクリームは撮り忘れて
食べてしまったのですが、
コピー通りの甘じょっぱいクリームで
しょっぱい>甘い
と思っていただければ
わかりやすいでしょう。

私はいつものように
コーヒーと一緒にいただきましたが
ワインにも合うでしょう、
この甘じょっぱさなら。
その点では、おつまみ系メロンパン
という新ジャンル開拓です。

これまでの「チーズのメロンパン」
にあった
「甘さ」という方向性に対して
チーズ本来の「塩気」に着目して
大人の嗜好に訴える作品を
打ち出してきた。
その意欲に乾杯!
で、評価は◎でした。

ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。

さて、次回はどんな傑作・名作を
ご紹介しましょうか。お楽しみに。

■パン・アーカイブの評価は、
購入価格と食後の感想とのバランスで
著者自身が勝手に決めたものです。

■ ◎(うまかった!出会いに感謝。
見つけたら押さえておきたい)
○(ふつう)
無印(これは微妙だな…)

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