コッペパンは止まらない

パン・アーカイブ
コッペパン コーヒーゼリー&コーヒークリーム(ヤマザキ 2018.6)

皆さん、コッペパンは好きですか?

お越しいただき、ありがとうございます。

ブログ改修が一段落つき
久しくお休みしていた投稿を再開します。

再開第1弾は、給食でも食べていた
あのコッペパン

コッペパンといえば、
横に長いずんぐりとした形状で、
表面はほんのり茶色い外見で
おなじみです。

巷には、コッペパン専門店も
数多くありますね。
目の前で具を挟んでくれた出来立てを
かぶりつくのも、おいしいのですが
ここでご紹介するのは
袋入りで売られている「菓子パン」
としての「コッペパン」たちです。

これまでご紹介してきたメロンパンなどの
ような「大技」は少なく、
そのなじみ深さから
あまり目立たない存在かもしれませんが
多彩な味で楽しませてくれる確実性で、
菓子パン界の2番打者
と呼べる存在です。

定番から進化を続けるコッペパンの
歴史を、長年のパンアーカイブから
ご紹介します。
どうぞお付き合いください。

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定番のピーナツクリーム

湯捏仕込 コッペパン ピーナツクリーム (ヤマザキ 2006.1)

懐かしの味コッペパン
千葉県産ピーナツを100%使用した

コクのある
ピーナツクリームをサンドしました。

コッペパンといえばピーナツクリーム
だと思う私にはど真ん中の作品でした。
しかも
千葉県産100%のピーナツクリーム

迷うことなく、当時の評価は◎でした。

今でもコッペパンを買うときは
ピーナツクリームが第一候補です。

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あずきとマーガリンも忘れてはいけない

あずきコッペパン マーガリン (ヤマザキ 2006.8)

以前紹介した「寅さんあんパン」と
ほぼ同時期の作品です。

コッペパンといえば、
あずきマーガリンも定番ですが、
これはあずきが生地に練りこまれていた
のが印象的でした。

当時の評価は◎でした。
パンは結構大きく、
ボリュームがありましたが、
あずきの粒々~時々マーガリン。
というリズムで食べられました。

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和の3乗×コッペパン=うまい!

おこめコッペ 黒みつきなこクリーム(フジパン 2007.1)

生地におかゆを練り込んだ
もっちりとした食感のコッペパンに
黒みつきなこクリームをサンドしました。

おかゆ×黒みつ×きなこ 和の3乗です。
米粉のパンがあるのだから、
おかゆを練り込むのもアリでしょう。

そう感じて、味を確かめたくなり購入…
当時の評価は◎でした。

今だったら、レンジで軽く温める
ひと手間を加えて、
ふっくら生地をさらにふんわり、
サンドした黒みつきなこクリームを
とろーりさせてから、
いただきます!とかぶりつくでしょう。

そして、うまい!と煉獄さんのように
声を出すでしょう。

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爽やかなフルーツともよく合う

湯捏仕込 コッペパン アンデスメロンクリーム (ヤマザキ 2007.7)
コッペパン あんずジャム&ホイップ (ヤマザキ 2008.9)
コッペパン 関東・栃木レモンクリーム&ホイップ (ヤマザキ 2010.5)
コッペパン ふじリンゴジャム&カスタード (ヤマザキ 2015.1)

ヤマザキからは多くのフルーツ系
コッペパンが登場しています。

アンデスメロンクリーム は、
茨城県産のアンデスメロン使用
とあります。
先ほどの千葉県産ピーナツ100%には
及ばないものの、
当時の評価は◎でした。

あんずジャム&ホイップ は、
長野県産あんずのジャム使用とあります。
あんずの甘酸っぱさと
ホイップクリームの甘さがよく合い、
当時の評価は◎でした。

関東・栃木レモンクリーム&ホイップ は、
あの飲料とのコラボです。
私はあまりなじみがなく、
味の想像がつかなかったのですが、
これは完全にパケ買いでした。
お味は、レモンの香りで楽しむ
ホイップクリームパンで、
当時の評価は○でした。

ふじリンゴジャム&カスタード は、
青森県産ふじりんごのジャム使用
とあります。
リンゴとカスタードという
鉄板の組み合わせで、
パッケージデザインも
リンゴ感にあふれています。
期待通りのおいしさでした。

私が食していないだけで、
これ以外にも
多くのご当地モノとのコラボ作品が
発売されています。
その流れは令和の今も続いています。
このブログでも、作品がたまったら
またご紹介します。

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そしてコッペパンは白くなった

ホワイトコッペパン コーヒーゼリー入りコーヒークリーム(ヤマザキ 2015.7)

白いコッペパンにコーヒーゼリー入り
コーヒークリームをサンドしました。

いきなり白く、触った瞬間から
もちっとしていて、
もちろん歯触りももっちり。

続いて中のゼリーとクリームのほろ苦さがやってきて……

これは大人のコッペパンだと感じました。

真ん中の黒い粒がコーヒーゼリー

今でいうなら、
食感はセブンイレブンで売っている
「ふんわりちぎりパン」に似ていました。

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さらにスイーツ系へと進化していく

コッペパン 生チョコレート&ホイップ(ヤマザキ 2017.1)
コッペパン 桜もち風味(ヤマザキ 2017.3)
コッペパン コーヒーゼリー&コーヒークリーム(ヤマザキ 2018.6)

2010年代後半になると、
世の流れなのか何なのか?
さらにスイーツ系コッペパンが
登場してきます。

生チョコレート&ホイップ は、
ゴージャスなパッケージデザインに
つられてパケ買いしました。

ちょうどチョコレート商戦の時期に
登場したので、
右下の金色のフォントも、
某高級チョコレートショップ
似ていませんか。

お味はというと、
生チョコレート感があまり感じられず。
パッケージデザインを見ながら
高級感に浸るひと時でした。

桜もち風味 は、
桜の季節に登場した作品です。
桜あんと求肥風フィリングをサンドした
コッペパンです。
断面図付きで食欲に訴えてきます。
求肥はお餅風のパンで
よく使われていますが、
この作品も、もちっとした食感が
楽しめました。

コーヒーゼリー&コーヒークリーム は、
先ほどのホワイトコッペパンの後継
ともいえる存在です。

コーヒーゼリーと
KEY COFFEEのレギュラーコーヒー入りコーヒークリームをサンドしました。

本格コーヒーを思わせるパッケージ。ブルーが決まってます。

お味は、確かにコーヒーの香りが
本格的で、
これまでのものとは一味違う…
気がしました。
なのでコーヒーというよりは、
牛乳と一緒のほうが、
よりこの味と香りを楽しめるのでは?
とさえ感じた名作でした。

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ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。

さて、次回はどんな傑作・名作を
ご紹介しましょうか。お楽しみに。

<今回登場した菓子パンのメーカー>

山崎製パン

フジパン

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■パン・アーカイブの評価は、購入価格と食後の感想とのバランスで著者自身が勝手に決めたものです。

■ ◎(うまかった!出会いに感謝。見つけたら押さえておきたい) ○(ふつう) 無印(これは微妙だな…)

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