お越しいただき、ありがとうございます。
皆さん、メロンパン好きですか?
菓子パン界におけるメロンパンとは、 各社しのぎを削って
どこがメロンなの?という名作を次々と世に送り出してくる
永遠の定番商品なのです。
はや5回目となる今回は、
(夏なので)フルーツ系のメロンパン
を集めました。
今回書くにあたって見直すと、
夏でなくても「フルーツ系メロンパン」はあるのですが、
そもそも
「永遠の定番、メロンパン」はメロンパンと名がつけば
何でもアリ
と思ってお付き合いください。
夏っぽいけど実は冬の作品です

表面に粉砂糖をまぶしてあり、
中にシロップ漬けのフルーツチップ入り。
そして季節は冬となれば、これはもしや
シュトーレン風のメロンパン?と想像した。
しかし当時の評価は 無印。
メロンパンはシュトーレンになれない(中がパサパサ)し、
パイナップル、リンゴ、ブドウ、オレンジ、さくらんぼ(チェリー?)
なら、夏に出したほうがよいのでは…もう一息でした。
これぞフルーツ系!ジューシーな作品

巨峰果汁を混ぜ込んで、サックリと焼き上げました。
というコピー。
当時の評価は ○(ふつう)でした。
皮の味はジューシーで良かったものの、そこで終わってしまった、という印象。
毛筆風の書体なのに、なぜか
「サックリ」だけカタカナというアンバランスさが気になった。
これも中までジューシーでした

グレープフルーツ風味のビスケット生地をかぶせたメロンパン。
グレープフルーツジャム入り。
前の巨峰メロンパンと違い、
皮に果汁を使ったとは書いていません。
しかしイラストの通り、中のジャムが多くて
噛むほどにグレープフルーツの味がした。
当時の評価は ◎(うまかった!出会いに感謝。見つけたら押さえておきたい)であった。
具が多いと、大人もうれしい。
紹介せずにはいられない!傑作・名作です

パッケージを見ての第一印象は
パイナップルとメロン、どっちがメインなんだ!
と突っ込みたくなりました。
が、
前の名詞が後の名詞を修飾する。という日本語文法的感覚で、
これはメロンパンである。と分かってしまう。
そんな、どうしてもメロンパンを名乗りたい!という
この作品の強い意志に惹かれて
買ってしまった。
要するに食べたかったのです。
袋のシーサーも言っているように
「フルーティーさー」な味でおいしかったので
評価は◎(うまかった!出会いに感謝。見つけたら押さえておきたい)。
ただ、これはメロンパンなのか?という疑問は、
最後まで残りました。
しかし、新しいことは初めは異端視されるもの。
その点で「メロンパン」の歴史を変えるかもしれない!
と感心しました。
ぜひ、夏限定メロンパンとして毎年販売してほしい傑作です。
最後はベーカリーのメロンパンからご紹介

トツゼンベーカーズキッチンとは、
東急東横線の大倉山駅すぐ横にあるベーカリーです。
ここではいろいろな企画ものパンが登場するのですが、
たまたま訪れた時に出会ったのが、このメロンパン。

「こんなフルーツパフェみたいなメロンパンがあったらなぁ」
という子どものころの夢をカタチにしました!
というコンセプトだったかな。
その通り、食べていて幸せを感じたメロンパンでした。
ごちそうさまでした。
「メロンパン」はまだまだこんなもんじゃない。
さて、次はどんな「メロンパン」をいただこうか。
<今回登場した菓子パンのメーカー>
山崎製パン https://www.yamazakipan.co.jp/
神戸屋 http://www.kobeya.co.jp/
第一パン http://www.daiichipan.co.jp/
■パン・アーカイブの評価は、購入価格と食後の感想とのバランスで勝手に決めたものです
■ ◎(うまかった!出会いに感謝。見つけたら押さえておきたい) ○(ふつう) 無印(これはナシでしょう。企画倒れ)
コメント