永遠の定番、メロンパン【5】フルーツ系

パン・アーカイブ
パイナップルメロパン(第一パン 2015.6)

お越しいただき、ありがとうございます。

皆さん、メロンパン好きですか?

菓子パン界におけるメロンパンとは、 各社しのぎを削って
どこがメロンなの?という名作を次々と世に送り出してくる
永遠の定番商品なのです。

はや5回目となる今回は、
(夏なので)フルーツ系のメロンパン
を集めました。

今回書くにあたって見直すと、
夏でなくても「フルーツ系メロンパン」はあるのですが、
そもそも
「永遠の定番、メロンパン」はメロンパンと名がつけば
何でもアリ
と思ってお付き合いください。

夏っぽいけど実は冬の作品です

フルーティーメロンパン (ヤマザキ 2005.12)

表面に粉砂糖をまぶしてあり、
中にシロップ漬けのフルーツチップ入り。
そして季節は冬となれば、これはもしや
シュトーレン風のメロンパン?と想像した。

しかし当時の評価は 無印。
メロンパンはシュトーレンになれない(中がパサパサ)し、
パイナップル、リンゴ、ブドウ、オレンジ、さくらんぼ(チェリー?)
なら、夏に出したほうがよいのでは…もう一息でした。

これぞフルーツ系!ジューシーな作品

巨峰果汁入りメロンパン(ヤマザキ 2006.10)

巨峰果汁を混ぜ込んで、サックリと焼き上げました。
というコピー。

当時の評価は  ○(ふつう)でした。
皮の味はジューシーで良かったものの、そこで終わってしまった、という印象。

毛筆風の書体なのに、なぜか
「サックリ」だけカタカナというアンバランスさが気になった。

これも中までジューシーでした

はじけるグレープフルーツ(神戸屋 2008.8)

グレープフルーツ風味のビスケット生地をかぶせたメロンパン。
グレープフルーツジャム入り。

前の巨峰メロンパンと違い、
皮に果汁を使ったとは書いていません。
しかしイラストの通り、中のジャムが多くて
噛むほどにグレープフルーツの味がした。

当時の評価は ◎(うまかった!出会いに感謝。見つけたら押さえておきたい)であった。
具が多いと、大人もうれしい。

紹介せずにはいられない!傑作・名作です

パイナップルメロパン(第一パン 2015.6)

パッケージを見ての第一印象は
パイナップルとメロン、どっちがメインなんだ!
と突っ込みたくなりました。

が、
前の名詞が後の名詞を修飾する。という日本語文法的感覚で、
これはメロンパンである。と分かってしまう。
そんな、どうしてもメロンパンを名乗りたい!という
この作品の強い意志に惹かれて
買ってしまった。

要するに食べたかったのです。

袋のシーサーも言っているように
「フルーティーさー」な味でおいしかったので
評価は◎(うまかった!出会いに感謝。見つけたら押さえておきたい)。
ただ、これはメロンパンなのか?という疑問は、
最後まで残りました。

しかし、新しいことは初めは異端視されるもの。
その点で「メロンパン」の歴史を変えるかもしれない!
と感心しました。
ぜひ、夏限定メロンパンとして毎年販売してほしい傑作です。

最後はベーカリーのメロンパンからご紹介

社長が夢見たメロンパン(トツゼンベーカーズキッチン 2011.7)

トツゼンベーカーズキッチンとは、
東急東横線の大倉山駅すぐ横にあるベーカリーです。
ここではいろいろな企画ものパンが登場するのですが、
たまたま訪れた時に出会ったのが、このメロンパン。

ホイップクリームがあふれんばかり

「こんなフルーツパフェみたいなメロンパンがあったらなぁ」
という子どものころの夢をカタチにしました!
というコンセプトだったかな。
その通り、食べていて幸せを感じたメロンパンでした。
ごちそうさまでした。

「メロンパン」はまだまだこんなもんじゃない。
さて、次はどんな「メロンパン」をいただこうか。

<今回登場した菓子パンのメーカー>
山崎製パン https://www.yamazakipan.co.jp/
神戸屋 http://www.kobeya.co.jp/
第一パン http://www.daiichipan.co.jp/

■パン・アーカイブの評価は、購入価格と食後の感想とのバランスで勝手に決めたものです
■ ◎(うまかった!出会いに感謝。見つけたら押さえておきたい) ○(ふつう) 無印(これはナシでしょう。企画倒れ)

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