考えること。
誰でも毎日、何かしら考えています。
明日のお昼は何食べようかな?
あの仕事はどう進めよう? などなど。
でも、人によって成果が違うように、「考え方」にも残念ながら人によって差があるのも事実。
それでは、どうすれば磨ける?と、考えることを考えだしても
結局答えは出ずに「何やってたんだっけ?」となってしまう。
そんな事が多いです、私は。
しかし、この本を読んだら少しスッキリしました。
思考を広げる まとめる 深める技術(太田薫正 著)
自分がしていたことと似ているけど、同じではない。
少しの違い、それをコツと言うのでしょう。
考えることは体を動かす事に似ている。と著者は書いていますが、
考えの「動かし方」として33項目のコツを挙げています。
それを大胆に分類したのが、タイトルにもなっているこの三つ。
■広げる
考えや案などを、時にはゼロからさまざまな方向に伸ばしていく
■まとめる
ごちゃごちゃした頭の中を整理して扱いやすくする
■深める
考えていることの正しさや価値を判断し、さらに良くしていく
思考の基本動作である33項目を鍛える、考え方の自主トレ本。
図がついて、身近な事例も紹介されて、分かりやすいです。
三つの力を鍛えて、自由に楽しく考えられるようになろう。毎日繰り返して「動き」を良くしていこう。
という、著者の呼びかけには素直に同意します。ホント、そうなりたいです。

成果はこれからです。
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