日常がかけがえのないものである。
そのことを、言葉としては知っている。
しかし、本当に実感できているだろうか?
幸いなことに、私は今のところ健康である。
でも、不惑を越えているので、ハッキリ言って若くはない。
この本に登場する終末期の患者さんたちのように、死を身近に考える状況にはないが、
人生80年としたら、もう半分過ぎているのだな…と思うと、
昔に比べたら「自分がそうなる日もいつか必ず来る」という意識はある。
そして個人的なことだが、この冬に怪我したことで、
生活・健康・仕事など、いろいろ考えるようになった。
そんな自分にぴったりの本だった。
死ぬときに後悔すること25 (大津秀一 著)
何をしたところで、後悔しないなんてことはあり得ない。
しかし、しないと後悔することは必ずある。
ここにある25項目の中には、頷けるものと、そうかな?
(納得できないのではなく、まだそういう気持ちになれない、というもの)
と思えるものと、今の自分には様々。
それでも、読んで気づかせてもらった事が重要で、良い出会いだった。
この本を貸してくれたのは、スギちゃんの紹介で知り合ったヒロシさん。
あの日、会ったばかりなのにスマートに貸してくれたことは、ちょっと嬉しかった。
自分のお気に入りの本を人に貸す。
しかもその日に会ったばかりで、となると、
信頼感みたいなものを感じてくれてないと難しいと思うから。
ここにもよい出会いがあったと思う。
彼にも感謝だ。ありがとう!また行きましょう。
スギちゃんにもよろしく。
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