永遠の定番、メロンパン

メロンパンと聞いて、何を思い出しますか。
最もベーシックなのは、こういう黄色いメロンパンでしょう。

指モデルは娘。(ARETE 2010.3)

しかし、今やメロンパンとは
表面の模様がメロンに似ていること以外、何でもあり。
そういう存在です。
私たちの予想をはるかに超え、恐るべき進化を遂げて、
色も中身も、様々な商品が次々出てくるメロンパン。
菓子パン界の、永遠の定番商品なのです。
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菓子パン (15)
苺果汁入りメロンパン(ヤマザキ 2005)

「苺果汁をまぜ込んで、サックリと焼き上げました」
という「メロンパン」。

どこがメロンなんだ?

メロンには一切触れていない、だがメロンパンを名乗る 
この潔さ。

買ったら黙って食べる。
定番だから細かいことを言ってはいけないのだ。
当時の評価は無印。中身は普通のメロンパンと同じで、
ほんとうに皮だけがイチゴ味というメロンパンでした。

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次のメロンパンはこれ。王道です。

夕張メロンパン (FOODeX 2005.3)
夕張メロンパン(FOODeX 2005.3)

「夕張メロン果汁を生地に使用した、こだわりのメロンパンです」

外見を似せるのではなく、皮のメロン味で勝負した本格派。
サクッとしたビスケット風生地のメロンパンに対して、
こういう、もちっとした「ソフト系」の皮は、時間がたつと袋の内側にくっついてしまい、それが見た目よくないのだが
(その点、これは袋に模様を入れて隠している点もgood)
肝心の味は、果汁分が多く感じて好きな味でした。

評価は、コピー通りの豊かな果汁感があり
夕張メロン果汁入りだから、なおさらリスペクトがあって、
◎(うまかった!出会いに感謝。見つけたら押さえておきたい)でした。

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日本人の定番、お茶の味もあります。

煎茶メロンパン(Pasco 2006.4)

「静岡産煎茶を使用。ミルククリームと甘納豆をはさんだ、煎茶入りのメロンパンです」

スイカのような色だが
皮のデコボコで「メロンパン」カテゴリーです。
そしてここでも、まったくメロンとは関係ない
煎茶のような緑色をしたメロンパン。

そう心得て食べると、ミルククリームと甘納豆という
今なら和風スイーツとして当たり前になっている組み合わせが
面白くて、評価は◎(うまかった!出会いに感謝。見つけたら押さえておきたい)
をつけていました。

メロンパンはまだまだこんなものではありません。
またいつか日を改めて。
その2へ続く。
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■パン・アーカイブの評価は、購入価格と食後の感想とのバランスで勝手に決めたものです■

◎(うまかった!出会いに感謝。見つけたら押さえておきたい)

○(ふつう)

無印(これでこの値段はナシでしょう。企画倒れ)

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