夏のコラボパンたち

夏は、ふつう暑い。

この原稿を書いている今は、昨日からの雨のおかげでひんやりしているが

梅雨明けして7月になれば30度が当たり前の毎日だ。

そんな時期に、菓子パンは売れるのか?
裏返せば、菓子パン食べたいと思う人がいるのか?

買い食いするならまずアイスじゃないのか。「ガリガリ君」とか「ジャイアントコーン」とか。

そんな懸念はどこ吹く風。
ちゃんと菓子パン界は、夏には夏の製品を出してくるのです。

==========================

まずは、これ。

野菜と果汁入りパン ブルーベリーとヨーグルトクリーム (イトーパン 2005.6)

「カゴメ野菜生活100 きれいに赤」使用 と書いてある。食欲の出ないといわれる夏だからこそ、
菓子パン食べつつ野菜も摂れるなら買ってみよう
とも思うだろう。堂々の野菜ジュースとのコラボだ。

当時の記録によると、評価は、生地にパッケージほどの野菜感がなく、○(ふつう)であった。

=========================

食欲のない時期を考慮してか、こんなあんぱんもあった。

あっさりあんぱん リセッタソフト使用 (Pasco 2005.7)

「暑いからお昼はそうめんね」という、夏のよくある会話にヒントを得て「あっさり」仕上げたのだろうか。

しかし、パッケージの表面に断面写真が載っている通り、あんこの上にマーガリンが層になっている。

これじゃあ「こってり」じゃない?という疑問から、チャレンジのつもりで買った気がする。

食べてみたら、「ホイップあんぱん」のようで、でもホイップではないのでやや重めだったけど、

私は夏だからといって食欲不振にならないので、普通に食べられた。当時の評価は○。

==========================

今日の最後はこれにしよう。エアコンじゃありません。

白くまくん(フジパン 2006.8)

「もちもち食感の練乳味の生地に、あずき、パイン、あんずを入れました。」

「白くま」というのは九州名物らしく、多くの会社が練乳+フルーツタップリのアイスを出しているそうだ。

諸説あるらしいが、たとえばこんな感じ。

丸永製菓株式会社
アイスクリーム・氷菓類の製造。おいしさと楽しさを創る丸永製菓の公式サイトです。

たしかに、食べたときは菓子パンというよりケーキに近いと感じた。

珍しさもあって130円とやや高めだったが、パッケージに始まり食べ終わるまで、

ひとときの清涼感に浸れたので、評価は◎であった。

==========================

■パン・アーカイブの評価は、購入価格と食後の感想とのバランスで勝手に決めたものです■

◎(うまかった!出会いに感謝。見つけたら押さえておきたい)

○(ふつう)

無印(これでこの値段はナシでしょう。企画倒れ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました